FTM-10Sの取付 経験値アップ! 今度はFJR1300に装着しました!

 さて、先週の富士総合火力演習から一週間。一段落せずに機器ネタです。

バイク乗りの当世三種の神器は「ナビ」「パニア」、そして「通話機器」と勝手に決めておりますが、
やはり荷物が積めない、雨風に弱い、寂しい(笑) という最高の娯楽 = ツーリング をより快適にできれば、それだけ旅は楽しくなるというもの。

今回の依頼主は、オイラの所属チームのツアラーをなすFJR1300のオーナーさんです。
かっこいいですね!さぁ、どんな取り付け工事になるのか!




さて今回装着する無線機とヘッドセットは、前回紹介しましたBMW F650GSのオーナーさんと同じく、無線機は定番のFTM-10S(&Bluetoothオプション)と、B+COM SB213 EVOです。


コストは掛かりますが、一念発起して無線の環境アップに乗り出しました! パチパチパチ♪



装着に必要な機器類は、前回の記事か、このリポートの一番最後をご覧ください。

オーナーさんの ヤマハ FJR1300です。となりは、オイラのR1200RTです(笑)

オイラもR1200RTの前は、初期型のFJR1300に乗っていました。
(写真は、以前の愛車FJRと今回のオーナーさんとのツーショット!)

初期型はかなり馬力余りまくりでジャジャ馬的なエンジンと動態のマシンでしたが、モデルチェンジの入ったこの世代は、一見初期型と同じようなデザインですが、ポジション、エンジン特性、足周りと、かなりの変更が入っており、個人的に別物と感じるほどの進化をしています。
特に、まるで大きく太い丸太に乗っているような重心と安定感とフェアリングは、ヒラヒラしていた初期型とは隔世の感があり、よりツアラーらしいマシンになっています。

さぁ、車体の内部構成はどう違っているのか? ちょっとドキドキで装着準備を始めます!
さて、作業開始です。

まずはシート下のスペースを確認。 一見、テールランプ後部の辺りに・・・と考えていたのですが、すでにETCが固定されていました。

フレームとETCの間に挟む形も可能なのですが、オーナーさんがETCカードの取り出しをされるとのことなので、ここは無理。

改めて着座シートの真下の工具類の収納スペースを頂くことにしました。ここなら無理なく配線も出来ます。工具類とのトレードオフになりますが、FJRのオーナーはパニアの装着率が高いので、大きな支障にはならないと思います。

一度、本体と電源、アンテナ、各配線類の取り回し位置の確認をし、車体フロンカウルの右部にあるバッテリーに向けてタンク右側に電源ケーブルを取り回すことにします。
コントローラー、オーディオ用ステレオピンケーブル類はタンクの左側から前方に向かわせます。

では、タンクを固定しているボルトを外します。

「あぢぃ~!!」

フレームに触って思わず悲鳴を上げてしまいました。

そうです、忘れてました! FJRはエンジン上部とメインフレームで、根性焼きが出来るくらい加熱する、通称「ダルマストーブ」だったこと・・・(-_-;) ヘタこくと、タンクのガソリンが沸騰しそうなくらい熱を持ちます。

いくらある程度の過酷な環境での使用を想定して作られているFTM-10Sとはいえ、電装のケーブル類をこのフレームに長期間当てているとどんなトラブルが出るか想像できません・・・。

エンジン上部にあるエアクリーナーボックスの横を上手く這わせて、細めのタイラップで配線をまとめながらハンドル付近に、コントローラー用ケーブルと、ステレオケーブルを取り回します。

「ヘッドセットのB+COMは、Bluetoothで音楽プレーヤーとリンクできるのに、なぜステレオケーブル?」という方もいますが、長時間のツーリングをする際には以下の点でのオイラ的なディフォルトです。

●うちのチームはチーム内通信は、無線機による通信がメイン
●音楽プレーヤーをBluetooth対応機器に買い替えが必要。即座に無線入感と音楽入力の切り替えがヘッドセット側でできないので、FTM-10SだけのBluetoothを管理。
●音楽プレーヤーをヘッドセットで長時間Bluetoothで通信させると、電池の持ちが悪い(と思う/未実験)
●最悪、ステレオプラグが付いていれば、何でも入力できる!

ステレオケーブルで一度シート下のFTM-10S本体に 音楽を流し、フロントのコントローラー部(Bluetoothユニットはオプションで装着)から、B+COMに飛ばします。
ケーブルは秋葉原のガード下パーツ街で2mのものを購入してきました。


次は、電源です。 タンク下のスペースを這わせ、右フロントカウル内にあるバッテリーに直付けします。
FJRはこういったところは、非常に上手く部品を埋め込んでデザインを作り上げていますが、いざ配線作業となると辛いマシンです・・・(-_-;)

続いて、ハンドル部へのコントローラーのマウントです。
このFJR、RT同様にツアラーらしく、角度と高さが独特のオリジナル成形によるハンドルを装備しています。グリップ側からブラケット接合部まで、徐々に広がる(太くなる)テーパー状であり、これがマウント時最大の障壁となりました。

操作性を考えると、なるべきハンドル左側のスイッチボックスに近い場所がベターですが、キット付属の真円形ハンドルを想定した固定用ブラケットは、間にゴム 類を挟めばキツクてネジが締まらず、大きめの固定マウントを使うと間に太めのラバーを巻いてもゆるゆる・・・という中途半端さ。

 40分程、あれこれ知恵 をひねり出して、最終的にはハンドルが一度折り曲がっている箇所のすぐ下側(ブラケット側)に薄めのゴムを2枚挟み、ボルト留めの片側にはマウントパーツ標準の取り付け用ボルト を、 もう片側にはキットには入っていない、さらに10㎜ほど長めのボルトを使って固定。 締め付けは長い方のボルトで調整して締め付けられるようにしたら、バッチリ固定できました! ひゅ~♪

あとは、アンテナとそのマウント部の固定です。
今回もひとまずはFTM-10Sキットに入っているナンバー用ステーを使用して、位置を出してみました。
ナンバーの角度に比例して、前側に傾倒しますが、先端はリアトップケースの側面前方でパニアに当たるかどうかのギリギリの位置で出せたので、ひとまずはこれで暫く使用してもらい、様子を聞いて他箇所へのマウント変更が必要か判断しようと思います。

PTTスイッチは、コントローラー下部からオプションのコネクタをつけて背面接続にし、スタンダード社のコネクタとケテル社との変換ケールを介して、防水型のプシュスイッチをハンドル左のスイッチボックス上部に、マジックテープで固定します。

最後に余った配線類を取りまとめて整理し、あとはFTM-10SとB+COMとのBluetooth認証を設定して完了! この設定の際は、キチンと各機器の取り扱い説明書を準備しましょう~(^_^;)  慣れるまでは、必需品です。

これにて装着完了!
これからは、搭乗や下車時でのBluetoothによる文字通りワイヤレスな取り回し、そしてステレオ環境でのクリアな音楽が楽します! みなさんも、ぜひトライしてみてください。

【今回の取り付け機器】
●無線機   スタンダード FTM-10S JMK(車載用マウントキット付)
●無線機用 スタンダード Bluetoothユニット BU-1
●スイッチ用 スタンダード フロントパネル マイクジャック MEK-M10
●スイッチ用 プッシュ式PTTスイッチ  ケテル PTTプッシュスイッチ KT-030
●スイッチ用 変換コネクタケーブル ケテル FTM10系用PTT中継コード KT-831
●ヘルメット用ヘッドセット サインハウス B+COM SB213 EVO

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