BMW F650GSに バイク用無線機 FTM-10Sを取り付けてみました!

ツーリングシーズンもスタートし、みんなあちこちに駆りはじめてます。楽しんでますか~(^^)
最近、注目のツーリング会話系アイテムも機能や性能がアップして、そろそろ導入を考えている人も多いのでは?
オイラも今年から初期の頃のBluetooth式のヘッドセットを、サインハウスのB+COM EVOに交換して、快適なツーリングをしています。

さて、今月もオイラのツーリングチームのメンバーが、車載無線機とBluetooth式ヘッドセットの導入を決定!車体への搭載を頼まれました。


搭載希望車種は、BMW F650GS。
BMWの看板であるビッグツアラー R1200GSの系統を引き、800ccパラツインのロータックス製エンジンを搭載した、マルチパーパス的なマシンです。



兄貴分のR1200GSに比べて、適度な大きさと扱いやすい性格のエンジンで、けっこう日本人ジャストサイズなバイクです。


オーナーの希望機器は、スタンダード社から発売中のバイク用無線機「FTM-10S」と、オイラと同じくBluetooth式のヘッドセット「B+COM SB213 EVO」です。

「FTM-10S」は、無線の本体部とコントローラ部分を別体として、耐震性、防水性など過酷な環境であるバイクシーンで使用可能な専用設計の無線機です。特筆する機能としては、別売りのBluetoothユニットを付けることで、無線交信をはじめ、FM・AMラジオ、またライン接続の音声入力(音楽プレーヤー等)を無線で、Bluetooth対応の接続機器(ヘッドセット等)に飛ばすことが出来ます。

割と乗り降りが多く、その度に有線コードを付けたり外したりしていた旧来の接続方式と比べると、とても開放感があります。

有線を外すのを忘れてバイクから離れようとすると「ビィーン」とケーブルに引っ張られて、まるで”犬のお散歩”状態になるのは、経験されたライダーも多いはず・・・。

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さてさて、この手の作業はまずはネットで先人の経験をブログなどで調べてから・・・と思い、あちこち検索をかけてみたのですが、これがまた意外にBMW F650GSの作業実例が見つかりません・・・。BMW F650GSの人はあまり付けてないのかな?

しかも、オーナーがお世話になってるBMWモトラッドのディーラーで聞いたところ、BMW F650GSはシート下等のスペースがとても狭く、無線の本体が搭載できないのでは?というコメントがあったそうです。 ・・・買ったのはいいけど搭載できるのかぁ~?と少し考えつつ、オーナーのガレージへ!

いました、BMW F650GSです。
とても800ccクラスとは思えない車格です。長さだけなら、オイラのR1200RTよりデカイです。
まぁ、この車格があるので、長距離ツーリングもラクラクとこなしてしまうミドル・クルーザーなのですが。

さぁ、作業開始です。
まずはシートを外して、空きスペースの確認です。すでにETCユニットが取り付けられており、本体が置けそうなスペースが確かにありません。リアのライトボックス付近も盗難システムのアラームキットが入って隙間がありません。


では、センター部にある銀色のCPUユニットの下はどうかと外してみましたが、カツカツで無線機本体と当たり合い、入れ込むのは無理でした・・・。これは大変(汗)

ただ、以前にこの車体を下調べしたとき、ダミーケースになっているタンク部(BMW F650GSのガソリンタンク、実はシート下にあります)の右前方部をフロント側から見たときに、ちょうど良い隙間があるのを見つけていましたので、気をとりなおして、右側カウル部の取り外しに取り掛かります!

BMWはボディ部品の取付に、トルクス型(特殊な星型の工具が必要)のボルト類を採用しており、工具にも金が掛かります・・・(涙)


タンク部カウルを外すと、バッテリー部と吸気用のインテーク、そしてエアクリーナーボックスがドン!と置かれています。 FTM-10Sの本体部、ここに置けないか?と外部から見立ててましたが・・・

「おぉ!」
ちょうどいい大きさのスペースが、バッテリーボックスと吸気インテークの間に空いています。少しだけ斜めに置けば、配線部にも余裕ができます。

ただ、接地面積がすこし少ないため、本来であれば強力な両面テープや太めのタイラップで固定する、という手もありますが、定期でのエアクリーナの交換や冷却水交換時にすぐに外せるように、今回はマジックテープをこのようにそれぞれに貼り付けて固定する方法を取りました。

また、振動時の音防止として、無線機本体が当たる部分に、薄目の隙間用スポンジテープを貼ってみました。電源コード、車体後部より接続するアンテナケーブル、ハンドル部のコントローラー用ケーブル、そして音楽プレーヤーなどを接続するためのステレオケーブルを接続。
この位置でマジックテープで固定します。一応、本体上部とカウルとの当たり面にも、スポンジテープをを本体に貼っておきます。

余った配線類は、センターのバッテリボックスの後部に若干の隙間があったので、そこに結線して入れておきます。

コントローラー部はハンドルバーに、オプション類がセットされているJMKキットに入っている固定用ステーでひとまず固定。

通話時の発信については、左手元のスイッチボックスに、KETELのプッシュ式ボタンを両面で固定。コントローラー下部に外部PTT接続用のコネクタ(オ プション)を取り付けて、後部より接続ケーブルを逃がしています。配線類は、タンク下から、スロットルワイヤ類と同じラインを通して、結束バンドで緩めに 配線処理。ハンドル稼動時の余裕をとります。

タンクカウルを、再度取り付け、まずはフロント部の作業完了。

全部から少しアンテナコネクタ部が見えておりますが、ほとんどはみ出しておらず、きちんと固定されています。


アンテナは、FTM-10Sのアンテナ・ステー類がセットされたJMKキットを購入していたので、付属のナンバープレート用ステーを使用し配線をウィンカーステー辺りからシートとボディの隙間に逃し、前方の無線機本体へと配線しています。

やはり角度とパニアケースとの位置がギリギリのため、後ほど、車ルーフ用のアンテナ台座でリアのキャリアーステー部に固定しようと思います。

最後に、無線機本体とヘッドセットB+COM EVOとのBluetoothリンク設定、その他、無線機の出力、コントロール設定を行ってひとまず作業終了です。


はぁ~、疲れた。 だいたい所要時間 約5時間での取り付けでした。 あとは、オーナーさんの使用勝手をしばらくして聞いて、微調整かな・・・と思います。

BMW F650GSオーナーの皆さま、いかがでしょうか? 少しでも参考になれば幸いです。
さぁ、楽しいツーリングイヤーにしましょう! ではでは!


【今回の取り付け機器】
●無線機   スタンダード FTM-10S JMK(車載用マウントキット付)
●無線機用 スタンダード Bluetoothユニット BU-1
●スイッチ用 スタンダード フロントパネル マイクジャック MEK-M10
●スイッチ用 プッシュ式PTTスイッチ  ケテル PTTプッシュスイッチ KT-030
●スイッチ用 変換コネクタケーブル ケテル FTM10系用PTT中継コード KT-831
●ヘルメット用ヘッドセット サインハウス B+COM SB213 EVO

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